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オイルの交換方法 オイル交換といったら自動車整備の基本です。 ホームセンターや車関係の量販店へ行けば多くのオイルが並んでると思います。 それくらい自分でオイル交換を行う人が多いというわけです。 ブレーキ整備と違って最悪、作業をミスしても人をはねるコトが無いので 興味がありましたら一度は体験してみてください。 作業手順とチェックをキチンと行えば難しい作業ではありません。 なぜならオイルを抜いてオイルを補充するだけなんですから 用意するものは @オイル Aオイルフィルター(オイルエレメント) Bドレンボルト Cドレンパッキン Dオイルフィルターレンチ ![]() Eメガネレンチ Fガレージジャッキ Gリジットラック ![]() Hオイル受け Iじょうご ![]() Jウェス(雑巾、ボロ布) オイル交換のみの場合はAとDは必要ありません。 ※平らな場所で作業しましょう (車体の下に入る場合、どの作業でも危険防止の為必ず守りましょう) オイル交換のみ(ガレージジャッキ編) @水温計が動くまでエンジンをかけておきます (オイルを抜く時にスムーズに抜けるので) Aエンジンを止めてフロント側をジャッキで上げます 安全の為、ジャッキアップポイントにリジットラックをかけます。 ![]() Bオイルパン(エンジン下のオイルを溜めておく場所)のボルト(ドレンボルト)を緩めます 完全に外さないように Cオイル受けをオイルパンの下に置いて素手でボルトを引き抜きます この時、軍手をしていれば安全じゃないか?と思うかもですが熱いオイルが軍手に染み込む と素手以上に火傷がひどくなります。よって素手で行いましょう ドレンボルトをオイルパンに押し付けながら回すともれてきません。 もう抜けると思ったら一気に引き抜きます オイル受けの中にドレンボルトが落ちても焦って素手で拾い上げないように どうしても熱くて触れない方や熱いのが嫌という方はパーツクリーナーを 使うと大丈夫ですよ。 パーツクリーナーをドレンボルトに吹きかけると温度が下がります。 ボルトを触れるようになったらパーツクリーナーを吹きかけながらボルトを外すと 手の汚れが落ちる+熱くない というカンジで作業できます。 Dジャッキアップした車体を下ろします。 ついでにオイルの給油口を開けるとオイルが抜け易くなります。 Eオイルを抜いてる間に一服でもいいですがその間にやる事があります。 ボルトにはパッキンが付いていますのでパッキンを交換します。 パッキンは必ず忘れないで下さい! 最悪2枚重ねでも漏れませんが着け忘れるとオイルが漏れてきます。 ※新旧パッキンを比較するとこんなに違います 右が新しいパッキンです。 古い方はつぶれてますね・・・ Fオイルがほとんど抜けたらもう一度ジャッキアップして ドレンボルトを締めこみます。 オイルパンはそんなに頑丈ではないので締め込み過ぎに注意しましょう パーツクリーナーを使って車に着いたオイルを拭きとっておきましょう なければ雑巾やボロ布で拭き取りましょう G車を下ろして新しいオイルを入れます。 H給油量は取扱説明書に書いてありますが 分からなければ抜いた分だけ補充してあげれば良いのです。 オイルレベルゲージでチェックしながらHの位置まで入れましょう。 I給油キャップを締め1〜2分エンジンをかけます。 エンジンを止めて1〜2分たったらオイルレベルゲージでオイル量を確認します。 オイルが各部へ回ったことでオイルが減ってると思うのでゲージのLとHの間に なるように補充します。 ![]() J廃油を処理して片付けをしたら終了です。 ガレージジャッキを使わない方法 ジャッキの代わりにスロープを使う方法があります。 ![]() 長所 ジャッキ、リジットラック2つを揃える必要がないので金額的に安くなる ジャッキと違って感嘆に車体を上げられる 短所 オイル交換だと上げ下げが出来なく、車体が斜めなので完全に交換が出来ない ジャッキのように多くの作業に使えないのでオイル交換や下回りのチェックにしか使えない などありますが、お手軽さと作業頻度によって選びましょう オイルフィルタ(オイルエレメント)の交換 オイル交換作業Cの後にオイルフィルターを交換しましょう。 オイルを抜いてもフィルタの中にオイルが残っているので外す時は ウェスなどでフィルタを押さえて外しましょう。 オイルフィルタを外すにはオイルフィルタレンチを使いますが 色々と種類があります。 作業スペースに合った物を選びましょう フィルタを外して新品を取り付けるだけなのですが 注意点 ※フィルタ交換する時としない時ではオイルの量が変わります。 オイルフィルタの中にもオイルが入ってるので車種にもよりますが0.5〜1L くらい多く必要です。 ※フィルタを外す時はフィルタレンチで緩め、手で回せるくらいゆるんだら 手で回しましょう。最後まで工具を使うとフィルタにレンチがはまり込んで しまうコトがあります。 ※フィルタを外したらエンジン側のフィルタ取り付け面を綺麗に拭いておきましょう ※新品のフィルタを付ける時はゴムのOリングにはオイルを薄く塗っておきましょう ※フィルタと取り付ける時は手で締めこみましょう あまり強く締め付けなくても大丈夫ですが手で締め付けにくい場所の時は レンチを使って締めてあげましょう。 あなたの車種に適合するフィルタを探しましょう http://www.apagency.jp/category/oilfilter/index.html カー用品店やホームセンターのオイルコーナーに適合情報がありますので そこでもチェックできます。 ついでに自分の車種のオイル量もチェックしましょう。 |